Twitterいろいろ

なんとなくふぁぼったーを見返して気に入ったpostを抜粋。

だいたい、学校帰りに友人と歩くぐらいの速さの文章が理想 [m]

http://twitter.com/necocen/status/4411127672 てくてく。

我輩は言葉である、意味はまだない

http://twitter.com/necocen/status/4413910767 この言葉にもあまり意味はない。

綺麗さで言えば満月が一番だし、でも三日月も負けてはいないし、だけど今日みたいな半端な月は、ああ、地球から離れた場所に球体が浮かんでいるのだなと強く実感するきっかけになりなんだか好き。要するに月が好きなのです

http://twitter.com/necocen/status/4446505031

「保存量は一切使用しておりません」

http://twitter.com/necocen/status/4965973148 解析力学の勉強をしていた。

彼は年に何度か彗星を放流している。何十年か経って地球へ戻ってくるのはそのごく一部で、大半はその晩のうちに流れ星になって消えるのだという。

http://twitter.com/necocen/status/5096650712

「ですから、」老教授がチョークを置いて言う。「ご覧のとおり、月というものは存在しないことが証明されたわけです」

http://twitter.com/necocen/status/5097633274

月に向かって矢を放つと、月は天球に固定されてしまった。やがて東の空からもうひとつ月が昇ってきたかと思うと恥ずかしそうに帰っていった #twnovel

http://twitter.com/necocen/status/5098829427 月と星々。

「実はここは、」そういって青年は虚空に手を掛ける。「マジックテープ式となっております」そうしてひらりと身を翻し、あとには何も残りはしない。

http://twitter.com/necocen/status/5101440325

ベッドの上にうつぶせに倒れていると、どこからとも無くパイプが伸びてきて、両足腰背中肩左腕右腕頭へと断熱材を吹き付けてゆく。断熱材に埋まった僕は一ダースずつ束ねられてフォークリフトで運ばれてゆく。

http://twitter.com/necocen/status/5180064980

宇宙から螺子が飛んでくる。完全な双曲線を描いて太陽系の外側から飛来したそれは偶然にも一つの大気分子とも接触せずに僕の脳を貫通し宇宙へと飛び去ってゆく。

http://twitter.com/necocen/status/5366145375 謎。

文芸部に所属していた彼は三年の冬に今度こそなにか書けと迫られ筆を執るも一字一句たりとも書くことができず締切の晩に血走った目で走り出したかと思うと流星雨にやられて死んでしまうのだった。

http://twitter.com/necocen/status/5368907030

部屋の右の壁から姉が出てきて左の壁へと埋まってゆく。無限人の姉が通り過ぎてゆく過程なのか、それともこれは一人の姉が循環しているのか。それとも僕には姉なんかいなくて壁には色あせた写真が貼ってあるだけなのか。

http://twitter.com/necocen/status/5369493479

"spin!"そういうとりこうなねこはくるりとまわるのだ。"spin!"

http://twitter.com/necocen/status/5370863612 spin!

#twnovel 「この木の中に、妹が埋まっているのです」彫刻刀を持った男が言う。「この木には姉が埋まっているのです」別の男が節目をなぞる。次の男は従妹だと言い、姪だ嫁だと男が続く。そうして家族に見守られながら、私は出番を待ち続けている。

http://twitter.com/necocen/status/5420866191 誰の言葉だっけなー

メロスは走っているうちにだんだんとどうでもよくなってしまい、駅に着くと学校とは反対側へ向かう電車に飛び乗ってぼんやりと外を眺めていた。それでも始業時刻まではなんだかそわそわしていたメロスであったが八時四十分を過ぎると学校のことなど忘れて行き先を考えるのであった。(高校生メロス)

http://twitter.com/necocen/status/5560601132 一度くらいやってみたかった

ペットボトルには空が入っており迂闊に明けると部屋に雨が降る。夜には晴れ間ものぞいて天井から月がこちらを見下ろす。

http://twitter.com/necocen/status/5581263112 空のペットボトルについて。

パスカル = バールのようなもの [m]

http://twitter.com/necocen/status/5627995885 大きさはだいぶ違う

空から女の子が降ってきたら、両手にしっかり抱きかかえたまま、ちょうど六歩だけ前に進んで、空に向かってお辞儀をするのだと、これは友人に聞いた話だ。

http://twitter.com/necocen/status/5770598065 http://b0c.tumblr.com/post/246201370/sur-twitter-et-tumblr など。

たとえば女の子が空間に座ってるとする。スカートをはいてる。とすると、空間のある領域では彼女のパンツが見えるし、ある領域では見えない。そういうのを(そうとは言わずに)かっこよく示した絵をみてみたい。描けない。

http://twitter.com/necocen/status/5773391575 こういうのを実現するのに必要なリソースはどうすれば手に入るのだろう?

空から女の子が降ってくるとして、ねこはひとりでも着地できる、という話

http://twitter.com/necocen/status/5785848492 ふい、と。

高度化してゆくコンビニ店員の口上。やがて伝統芸能化する。口伝によってのみ伝えられる言葉たちが意味を失いただ人間をたゆたい始める。

http://twitter.com/necocen/status/5821435847 既に僕には聴き取れない。

種も仕掛けもありますと 箱からねこを取り出して にゃあと鳴かせたその刹那 ねこは光につつまれて ひらり夜空へ駆けてゆく

http://twitter.com/necocen/status/5919296766 にゃあ。

タンブラーの外周に銀紙を貼り、あらかじめそういう変換を施しておいた画像を印刷して持ち歩き、颯爽と取り出して中央に置き日替わりタンブラーとする

http://twitter.com/necocen/status/6003634854 これはやってみたいが実際に横から見えるように作れるのかはタンブラーの具体的な形を良く知らないのでわからない

バーナにあてた大きな蒸発皿に酸を満たしそこに身を投じ、そうしてちりちりと凝縮されて最後に残ったなにものかを誰かに見てもらいたいのだ。

http://twitter.com/necocen/status/6118795457 なにものか。

学研の電子ブロックみたいなものの三次元版みたいなパーツが三次元に配置されていて、あちこちがてんでばらばらなタイミングでかたかたと(どこに回転する隙間があるのかはともかく)勝手にまわっていて、ときどき回路がつながってそこが光る、みたいな

http://twitter.com/necocen/status/6119013934 空想。